大衆食堂 半田屋の基本情報
店舗名 | 半田屋 |
運営会社 | 株式会社半田屋 |
店舗数 | 21店舗 |
創業 | 昭和29年6月11日 |
設立 | 昭和38年3月 |
資本金 | 53,868,000円 |
従業員数 | 正社員35名 パート300名 |
本社 | 〒980-0812 仙台市青葉区片平1丁目5-20 ハルシュタットビル6F |
株式会社半田屋とは?
株式会社半田屋は、半田屋など人気の飲食店の展開をおこなっている宮城県仙台市の会社です。
関連会社では食品卸売業や店舗の企画デザインなどもおこなっており、グループ全体での売り上げは30億円以上にもなります。
特に大衆食堂の半田屋は人気が高く、直営店7店、フランチャイズ店14店舗と、全国で21もの店舗を展開しています。
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大衆食堂 半田屋フランチャイズの特徴や強み
半田屋のフランチャイズへの加盟を検討しているのであれば、判断材料に活用するべきなのが、半田屋のフランチャイズの特徴や強みです。
半田屋のフランチャイズならではの特徴や強みとしては、
- 知名度が高い
- コストパフォーマンスの高さをアピールしやすい
- メニューが豊富で幅広い層にアピールできる
- オペレーションの手間がかからない
- 支援体制が整っている
などがあげられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
知名度が高い
半田屋は、関東には1店舗しかなく、関西や中部地方、九州には店舗を出店していません。
そのため、それらの地域ではほとんど名前を聞くことはありませんが、多数店舗を展開している北海道や東北での知名度は抜群です。これらの地域で店舗を出店する場合、知名度の高さが大きなアドバンテージになります。
また、店舗が出店されておらず認知度の高くない地域に出店する場合であっても、北海道や東北など地方の出身者が「懐かしい」と感じて利用してくれる可能性がありますし、それらのユーザーによってクチコミが広がり、利用者が増加する可能性もあります。
コストパフォーマンスの高さをアピールしやすい
半田屋の最大の武器は、コストパフォーマンスの高さです。半田屋で販売されているメニューの価格は、30~350円と非常に安く設定されています。
また、価格の安さに比例したメニューしか提供されないかというわけでもなく、
- 味噌ラーメン:250円
- カツ丼:280円
- サバの味噌煮:180円
など、メニューの内容も充実しています。出店する地域や周辺地域の飲食店の価格帯にもよりますが、このコストパフォーマンスの良さは大きな武器になるはずです。
半田屋は公式サイトで客単価が430~450円と公表していますが、ワンコインで満足できる点を積極的にアピールすれば、「安くてお腹いっぱい食べられるお店」として認知されるようになり、繁盛店になる可能性があります。
メニューが豊富で幅広い層にアピールできる
半田屋のフランチャイズに加盟して店舗を運営する場合、取り扱っているメニューの豊富さも大きな強みになります。半田屋では、
- 麺類
- どんぶり物
- 揚げ物
- 焼き物
- 炒め物
- 煮物
- 汁物
など、多彩なメニューを用意しています。また、
- 中華
- 和食
- 洋食
など、取り扱っているジャンルも豊富です。この豊富なメニューによって幅広い層にアピールできます。
ボリュームを求める学生や若い働き盛りの世代にアピールできるのはもちろんですが、さまざまなメニューが用意されているためファミリー層の利用も見込めます。
また、魚や野菜などがメインになっている健康的なメニューも豊富に用意されているので、高齢者の利用も見込めるはずです。
オペレーションの手間がかからない
飲食店ビジネスをおこなう上でネックになるのが、オペレーションにかかる手間と人件費です。
一般的な飲食店の場合だと来店したお客さんを席まで案内して水を提供し、注文をとり、料理ができたらテーブルまで料理を運ぶというオペレーションが必要になります。
この場合、とにかく手間がかかりますし、人の手も必要になるため、人件費がかさんでしまいがちです。
一方、半田屋の場合、必要なオペレーションは会計と調理だけです。
半田屋は店頭に並んだ料理をお客さんが自ら手にとって食べる形式の飲食店であるため、注文の受付や料理の提供などのオペレーションが必要ありません。
支援体制が整っている
初めてフランチャイズのオーナーになるという方にとって嬉しいのが、支援体制が整っている点です。
半田屋は昭和29年に最初の店舗を開店させて以来、60年以上飲食店を経営し続けています。
その知識や経験、ノウハウをフランチャイズのオーナーに対して提供し、店舗経営を支援してくれるため、飲食店を経営するのが初めての方でも安心して経営に取り組めるようになっています。
大衆食堂 半田屋フランチャイズの弱みはあるのか?
半田屋のフランチャイズには魅力的な特徴や強みがいくつもありますが、特徴や強みと同じぐらいしっかりとチェックしておきたいのが「弱み」について。
フランチャイズの弱みはそのままビジネスを展開していく上での弱みになってしまうため、事前に確認し、どう克服していくかを考えておかなくてはいけません。
半田屋のフランチャイズの弱みとしては、
- 結構な金額の初期投資が必要になる
- 客単価が安い
などがあげられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
結構な金額の初期投資が必要になる
半田屋のフランチャイズに加盟して飲食店ビジネスをおこなうのであれば店舗を用意しなくてはいけませんが、店舗を用意するには結構な金額が必要になります。
そのため、初期投資の金額もかなりの金額になると考えておかなくてはいけません。
半田屋が公表しているモデルケースの初期投資額と内訳は以下のとおりです。
60坪93席の居抜き店舗の場合 | |
---|---|
項目 | 費用 |
加盟金 | 350万円 |
保証金 | 150万円 |
店舗建設費 | 2,000万円 |
POSレジリース料 | 50万円 |
厨房機器リース料 | 930万円 |
開発諸経費 | 600万円 |
合計 | 4,080万円 |
居抜き物件を活用してもこれだけの初期投資額が必要になります。
店舗もう少し小さくすれば初期投資額も抑えられますが、店舗の規模を縮小してしまうと見込める収益も少なくなってしまうため注意が必要です。
また、店舗の規模を縮小したとしても、数千万円の初期投資が必要になるのは変わらないでしょう。
客単価が安い
半田屋はコストパフォーマンスの良さを売りにしている飲食店です。半田屋のメニューの価格は30~350円と、非常にリーズナブルな価格設定となっています。
利用するお客さんにとっては大きなメリットとなるこのコスパの良さですが、ビジネスを展開するオーナーにとってはデメリットでしかありません。なぜなら、提供する商品の価格が安いと、客単価も安くなってしまうからです。
半田屋は公式サイト上で、客単価を430~450円と公表しています。
この430~450円という客単価は非常に安いため、
- どれだけ集客できるか
- どれだけ高回転で店舗を運営できるか
が、とても重要になります。
裏を返せば、集客できなかったり上手く回転させられなかったりすると、ビジネスとして成り立たなくなってしまう可能性があると言えるわけです。
大衆食堂 半田屋フランチャイズユーザーの評判・クチコミ
半田屋のフランチャイズへの加盟を決める前に確認しておきたいのが、半田屋を利用しているお客さんの評判やクチコミです。
いくら魅力的な特徴や強みがあるフランチャイズだとしても、現時点でのユーザーからの評価があまり良くないのであればフランチャイズへの加盟は見送るべきです。
今回、忖度のないリアルな評価が集まりやすいSNSで半田屋の評判やクチコミをリサーチしてみました。
仙台にあった、半田屋っていう店で食べたチリ餃子が忘れられぬくらい美味かった。
— サテライトWen(Xun)武蔵守・Reiku(文 霊空) (@karkun1015) August 13, 2021
あの味は最高でしたわ
仙台~🤗半田屋🤔
— 蒼奈@ラブライバー🍡駅メモer (@SounaNimono) August 12, 2021
かなり久し振りの半田屋です。
ライスカレー、味噌ラーメン、デミメンチカツで800円くらいって軽くバグですね🤔 pic.twitter.com/KsQqtnvozB
仙石線で仙台に。仙台に来たら必ず寄る半田屋にてバス乗車前に腹ごしらえ。この二つで618円という神店。 pic.twitter.com/kh0iok5aIu
— コレクター鷹 (@collector_taka) August 11, 2021
これらは、SNSにアップされている半田屋のクチコミの一部です。今回リサーチしていく中で、悪いクチコミは一切見つかりませんでした。
紹介させてもらったクチコミのように画像つきでコスパの良さや料理のおいしさを褒めているクチコミが多く、半田屋がユーザーから高く評価されていることがわかります。
これだけユーザーからの評価が高い店舗であれば、開業後多くの来店が見込めるのはもちろん、リピーターの獲得も期待できそうだと言えるでしょう。
大衆食堂 半田屋フランチャイズの将来性
フランチャイズでビジネスを始める場合、多くの方が気にするのが、そのビジネスの将来性について。
ビジネスに取り組むのが初めてという方であればなおさらです。そこで気になってくるのが半田屋の将来性についてですが、半田屋は将来性のあるビジネスだと言えます。
なぜなら、単身世帯の数がここ数年で急増しているからです。
総務省が公表している「人口減少時代のICTによる持続的成長」によると、高齢化の影響もあって現在単身世帯は急激に増加しており、2040年には40%が単身世帯になると推測されています。
単身世帯は二人以上で生活している一般世帯と異なり、外食が多くなってしまいがちです。そのため、外食産業である半田屋にとっては単身世帯の増加が追い風になると考えられるわけです。
また、半田屋には、
- お袋の味
- バランスのとれたメニュー
- コストパフォーマンスの良さ
など、単身世帯を取り込む上で魅力となるポイントがいくつもあります。
単身世帯が増えて飲食業界への需要が高まれば、その分他の飲食店との競争も激しくなるため一概には言えませんが、強みを上手くアピールして集客を図れれば、十分に将来性のあるビジネスだと言えるでしょう。
まとめ
働き盛りの世代に大人気の飲食店「半田屋」のフランチャイズについてご紹介してきました。
半田屋は開業前に2ヶ月間みっちりと研修をおこなってくれるタイプのフランチャイズですので、飲食店の経営はもちろん、店舗の経営が初めてという方でも安心してビジネスに取り組めるようになっています。
コストパフォーマンスの高さとメニューの豊富さという強みもありますし、オペレーションの手間がかからず少人数で回していけるのも、半田屋ならではの強みです。
店舗の建設など初期投資に結構な金額がかかってしまう点や一人あたり430〜450円と客単価が低い点などの弱みもありますが、月商800万円を見込めるフランチャイズですので、ポテンシャルは非常に高いと言えるでしょう。
さらに、高齢化と晩婚化の影響によって単身世帯が急増している日本の現状が追い風となり、今後さらに需要が高まる将来性のあるビジネスとも言えるので、ぜひ加盟を本格的に検討してみてはいかがでしょうか?