からあげ専門店は、味のおいしさ・価格の安さ・手軽さなどさまざまな事情から、少ないアイテム数でもリピーターがつきやすい事業モデルです。
商品数を絞れる点は販売店側にとっては手間の軽減になりますが、もしバラエティー豊かな商品を提供できたら、顧客満足度をより高められるかもしれません。
「鶏からの家」は、15種類のからあげを取りそろえるからあげ専門店です。
種類が豊富さだけではなく、一つひとつのメニューが「とてもおいしい」と顧客から支持され、店舗数を増やしています。
拡大中の店舗の大半は、フランチャイズ店です。
この記事では、「鶏からの家」のフランチャイズ契約に興味をお持ちの方に、以下の情報をご案内します。
- 「鶏からの家」の概要
- 「鶏からの家」の特徴・メリット
- 「鶏からの家」のフランチャイズオーナーのクチコミ・評判
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鶏からの家の基本情報
店舗名 | 鶏からの家 |
運営会社 | 株式会社青心 |
店舗数 | 18店舗 |
創業 | 2015年9月 |
設立 | 2016年1月 ※鶏からのブランド展開は、2018年8月~ |
資本金 | 1,000万円 |
本社 | 〒261-0023千葉県千葉市美浜区中瀬1-3幕張テクノガーデンCB-3F-MBP |
「鶏からの家」を運営している株式会社青心についてご紹介します。
株式会社青心とは?
株式会社青心は、飲食ブランドの展開や飲食店向けの調理器具販売を営んでいる企業です。
企業コンセプトとして、「商売とは、お客様と心を通わせるヒューマンビジネスである」を掲げており、すぐれたサービスを提供するためのスタッフ一人ひとりの気持ちを重視している企業です。
「鶏からの家」のブランドが2018年にできたばかりということもあり、現状の店舗数は18店舗ですがイニシャルコスト・ランニングコストの安さと商品力により店舗が急増中です。
鶏からの家フランチャイズの特徴や強み
「鶏からの家」での事業の成功を判断するためには、独自の特徴や強みをチェックすることが大切です。
特に、からあげ専門店は競合他社が急増しているため、他店との差別化や独自性はとても重要な要素です。
まずは、フランチャイズ加盟を検討されている方の視点から、「鶏からの家」の特徴・強みを4点ご紹介します。
200万円~開業できる!さらにロイヤリティーもなし
「鶏からの家」は、低価格で運営できる点が大きな強みです。
まずは、開業資金のシミュレーションをご覧ください。
加盟金 | 100万円 |
研修費 | 6万円 |
店舗内外装費 | 20万〜150万円 |
調理設備費 | 30万〜200万円 |
店舗物件取得費 | 10万〜100万円 |
広告費用 | 5万円 |
合計 | 171万~561万 |
店舗物件取得費や内外装費は、出店するエリアや物件の状態によって変動がありますが、いずれにせよ初期費用が安いのは間違いありません。
ほかの飲食店との比較においてはもちろんですが、からあげ専門店と比較しても最安レベルです。
また、運営コストの面でも「鶏からの家」は大きなメリットがあります。
ロイヤリティーが発生しないフランチャイズ契約の場合は原材料の仕入れ単価が高区設定されていることもありますが、「鶏からの家」の場合は原価率が30%前半台におさまる計算になっています。
コストの面において、鶏からの家は加盟店側にとても有利な契約です。
からあげの種類の多さと商品力
「鶏からの家」の商品に関する特徴は、大きく分けて3つあります。
1つ目は、常に15種類ものからあげを販売している点です。
「やわらかジューシー」「極旨!カルビだれ」「伝説!こくカレー味」など、からあげを好きな方なら誰もが興味をひかれそうな商品名のからあげが並びます。
少し変わったメニューとしては「伝説!うめしそ」や「伝説!タイ風エスニック」などの味もあります。
また、からあげのほかにオリジナルのタレを使用した丼メニューや、お弁当メニューなどもあります。
2つ目は、圧倒的なボリューム感です。
例えばお弁当は「並盛り」と「大盛り」の2種類がありますが、大盛りの場合は大量のごはんに加えて、大きめのからあげが6個盛られています。
ボリュームを重視する方も必ず満足できる分量が、リーズナブルな価格(並盛り:500円/大盛り:650円)で提供できます。
3つ目は、ニンニクを強めにきかせた独自の味付けです。
「鶏からの家」のからあげは、2日間しっかりとタレにつけ込んだ鶏肉にガーリックを細かく刻んだ衣をつけて揚げています。
丁寧な工程を踏むことで、しっかりとしたお肉のうまみと独自のサクサク感が楽しめるからあげが仕上がります。
「鶏からの家」のからあげはとても品質が高いため、既存店に関してはクチコミなどで徐々に人気が広がる店舗が多いです。
販売価格のわかりやすさ
鶏からの家の商品は、基本的に価格帯が統一されています。
例えば、からあげ15種類はすべて「3個:300円」で統一されており、お弁当は「並盛り:500円/大盛り650円」です。
料金がわかりやすいことは、店舗側にとっては管理が容易というメリットがあります。
顧客側にしてもさまざまなメニューを試しやすいというメリットがあります。
例えば、商品価格が50円でも異なる場合、消費者心理的に高い方のメニューを頼みにくくなることがあるためです。
さまざまな商品に魅力を感じてもらうことに成功すれば、ユーザーの購入頻度も高まるでしょう。
デパートでの販売実績が豊富
全国的な知名度が低い中でも商品が売れるのは、からあげ自体の商品力が高いことだけではなく、「鶏からの家」の商品力が魅力的であるからでしょう。
からあげ専門店は数多くありますが、デパートで売れているブランドは限られています。
デパートで常に商品が売れているという事実は、「鶏からの家」のブランディングにおいても役立ちます。
鶏からの家フランチャイズの弱みはあるのか?
からあげ専門店は、現在特に注目されているビジネスなので、少しの弱みが競合店に負けるリスク要因になります。
だからこそ、弱みとなり得る部分をあらかじめ徹底的にリサーチし、対策できるか否かを判断する必要があります。
「鶏からの家」の弱みとして、現状考えられる弱みは2点あります。
顧客を選ぶ可能性がある
「鶏からの家」のからあげは、他店のからあげよりもガーリックを多めに使用しています。
また、メニューの一つひとつがボリュームのある料理なので、少量で満足される方の満足度は高まりにくいかもしれません。
からあげ1個のサイズが大きめなので、「からあげ3個」でも食べきれない方や少量に抑えたい方はいるでしょう。
逆にいえば、商品のラインナップによってターゲティングに成功しているともいえます。
出店エリアを考える際には、ボリューム重視のユーザー層を思い浮かべたうえで立地を考えることが重要になるでしょう。
広告やマーケティングに課題がある
商品のおいしさや運営スタイルの魅力に比べると、「鶏からの家」のマーケティング戦略に関しては課題があるといえるでしょう。具体的に課題が感じられる点は、以下の点です。
- YouTubeの公式チャンネルが存在するものの、動画の投稿本数・チャンネル登録者数・動画視聴回数のすべてが少ない
- ブランドWebサイトが、あまり魅力的に作られていない
- 大々的なキャンペーンなど、まだ利用したことのないユーザーに積極的に働きかけている施策が見られない
また、5つ展開しているブランドのうち、「鶏からの家」と「大漁丼家」以外は店舗数が拡大していない点も気がかりです。
現状、からあげのブームと商品力によって積極的に広告展開をしなくても集客がでいているのかもしれませんが、競争が激しくなるにつれマーケティングの重要性は増します。
出店数が増えていないほかのブランドに関しても、単に加盟店を募集されていないだけの可能性はありますが、加盟を検討する際には将来的なブランディング・マーケティングについて深く掘り下げてから検討するべきでしょう。
鶏からの家FC加盟者の評判・クチコミ
「鶏からの家」の運営を検討する際には、フランチャイズ既存店のオーナーのクチコミが参考になります。
既存店のオーナーは、本部に対して以下のように述べられています。
飲食業界は「いかに良い立地で出店を行っていくか」が重要だと思いますが、実際に一緒に取り組むと、決定までのプロセスに鶏からの家のみなさんの緻密さと丁寧さをとても感じます。そのきめ細かさゆえに、安定して事業を継続し続けることができています。
引用元:http://torikaraya.shop/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88/
鶏からの家フランチャイズユーザーの評判・クチコミ
「鶏からの家」の一般消費者のクチコミについても確認しておきましょう。
多数の商品があるなかで、看板メニューともいえる定番メニューが存在することはとても重要な要素です。
「鶏からの家」では、からあげの「やわらかジューシー」と「ボンバー丼」が特に人気の高い商品です。
一つひとつの商品がおいしいからこそ、商品の種類が豊富であることが大きな強みになります。
こちらのクチコミのように、種類の豊富さに魅力を感じているというクチコミが多く見られました。
店舗数が少ないこともあり、決してクチコミの数自体は多くありませんが、投稿されているクチコミはどれも好意的なものでした。
鶏からの家フランチャイズの将来性
「鶏からの家」は、商品力が高く、着実に店舗数を拡大する路線を取られているようなので、大きく失敗することはないでしょう。
出店エリアに関しても、特に関西・中国・九州エリアなどは現状ほとんど未開拓ともいえる状況であるため、初期費用の安さをいかして一気に出店攻勢をかける加盟店が現れてもおかしくはありません。
ただし、本部が加盟店からロイヤリティーや加盟店料を受領しない方針を取っていることが、ブランドの将来性という点ではデメリットに働く可能性もあります。
例えば、からあげ専門店ブームの現状において、まとまった広告費をかけてフランチャイズ加盟店を募集したり、特定の地域にてブランディングのための広告を出稿したりするのは現状の「鶏からの家」には難しいでしょう。
そして、おそらくそのような方針での営業はされていないはずです。
しかし、着実に店舗数を拡大する姿勢を取っている間に、ほかのからあげ専門店にエリアを埋め尽くされる可能性があるのも事実です。
何らかの事情で現状のやり方では事業がうまく立ち回らなくなったときに、本部側に軌道修正をできるだけの予算が蓄えられているの荷稲かも重要なポイントではないでしょうか。
要約すると、着実な運営を続けるという点においては、現状は店舗側にも運営側にもリスクが少ないですが、ブランドの拡大や将来のリスクケアに関してはやや不安が残ります。
まとめ
「鶏からの家」は、独自のタレでつけ込んだからあげを販売している専門店です。
人気の理由は、商品のおいしさ・ボリューム・種類の豊富さなど、飲食店として顧客が喜ぶポイントをしっかりとカバーしている点でしょう。
また、フランチャイズ加盟店希望者にとって魅力的な点は、加盟金の安さ・ロイヤリティー0円です。
「鶏からの家」では、現在加盟店説明会を実施中です。
「鶏からの家」に魅力を感じている方や、もっと詳しく話を聞きたいと感じている方は、ぜひ説明会に参加してください。