BURGER11FCは、美食家・レストランオーナーの来栖けい氏が監修するハンバーガーショップフランチャイズブランドです。
来栖氏の運営するフレンチレストラン「ボニュ」は、食べログアワードを何度も受賞するなど確かな実績を残しています。
多くの既存ハンバーガーチェーンが存在するなかで、BURGER11のコンセプトはSimple(自然体)であることです。
とはいえ、平均顧客単価30,000円のフレンチレストランオーナーが監修するハンバーガーがどのようなものかイメージできない方が大半ではないでしょうか?
この記事では、BURGER11FC加盟に興味をお持ちの方に向けて以下の情報を解説します。
- BURGER11の特徴・概要
- BURGER11のメリット・デメリット
- BURGER11の将来性
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人気フランチャイズランキング
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BURGER11の基本情報
店舗名 | BURGER11 |
運営会社 | MIGホールディングス株式会社 |
店舗数 | 非公表 |
設立 | 2017年 |
資本金 | 2,000万円 |
従業員数 | 200名 |
本社 | 〒106-0032東京都港区六本木1-4-5アークヒルズ サウスタワー 16階 |
BURGER11を運営するMIGホールディングス株式会社について紹介します。
MIGホールディングス株式会社とは?
MIGホールディングス株式会社は、前代未聞の「日本初の食のグローバル企業」を目指す企業です。
経済のグローバル化が進んでおり、積極的に海外進出をする飲食関連の事業者は増加していますが、MIGホールディングスのアプローチは大きく異なります。
MIGフランチャイズ株式会社は、全国のディベロッパーとの関係性が構築されていることや、独自のプロモーションノウハウがあることから、他社にはマネできないプロモーションが可能です。
また、主要駅や大型ショッピングセンター内など、通常は簡単に押さえられないエリアを確保する力もあります。
MIGホールディングスは、多くのブランドと提携してまずは国内の一等地への進出を進める方針です。
その後、海外や国内のさまざまなエリアへ進出し、将来10兆円企業となる目標を設定しています。
BURGER11の監修者である来栖けい氏は、美食家・グルメレポーターとして全国的に有名です。
さらに来栖氏の運営するフレンチレストランは、食べログ評価4.4の国内トップレベルの評価を受けています。
BURGER11は、MIGホールディングス株式会社の設定する条件にぴったりはまっているブランドです。
ほかにも 、確かな実績のあるフランチャイズブランドあるので、いくつかご紹介しておきます。
ドゥエイタリアン
イタリアンシェフがつくるチーズラーメン「らぁ麺フロマージュ」が看板メニューの洋風ラーメン店です。
独創性の高い洋風ラーメンは、ミシュランに3年連続で掲載されるなど、数多くのメディアに取り上げられ高い注目度を誇ります。
くれおーる
本場大阪で絶大な人気を誇るたこやき専門店で、大阪の観光名所のひとつにされるほど知名度が高さが特徴です。
冷めてもおいしいと味に定評があり、テイクアウトに適しています。
カリガリカレー
2019年に神田カレーグランプリにて優勝した実績と、メディア出演も多数など実力で人気のカレー専門店。
2021年3月より初のフランチャイズ展開を開始しました。
出店方法は、キッチンカーと路面店の2つの販売形態から選択できるため、自由な働き方ができます。
とりさわ
紹介制で予約は4カ月待ち、ミシュラン掲載の人気店である「鳥さわ」が監修する焼きとりのフランチャイズ店です。
高いブランディング力と、簡易化を追求した調理オペレーションにより、技術力の心配がないところも特徴です。
SALON de KEN’S CAFE
日本一のガトーショコラの称号を獲得し、予約3か月待ちの人気店がカフェのフランチャイズ展開。
1つ3000円のガトーショコラだけで年商3億円を成し遂げる人気のガトーショコラを始め、メニューは氏家シェフが完全監修しています。
牛舌金庫
日本一予約の取れない焼肉店「クロッサムモリタ」の有名オーナーシェフ森田氏が、完全監修した牛タン専門。
プライベートブランド化により味のブレを抑え、お手頃な価格帯で提供できるように設計されたフランチャイズです。
カレー&オリエンタルバル 桃の実
「カレー&オリエンタルバル 桃の実」は、ミシュランガイド東京2021ビブグラマン掲載・食べログ4年連続掲載の人気カレー店です。
圧倒的な人気をもつカレー&オリエンタルバル 桃の実は2021年10月にフランチャイズチェーンとして全国展開されることになりました。
BURGER11フランチャイズの特徴や強み
食べログ評価4.4の店舗オーナーが監修するフランチャイズ店舗は、あまり耳にしたことのない方が多いのではないでしょうか?
それだけにフランチャイズの募集の案内を知って期待が先行されている方も多いかもしれません。しかし、だからこそ正確な情報を得ることが重要です。
この章ではBURGER11フランチャイズの基本情報を紹介します。
来栖けい氏のブランド力を活用できる
来栖けい氏は、美食家としても料理のプロデューサーとしても非常に著名です。
来栖氏がプロデュースしている食品は、焼肉・ラーメン・スイーツなど、ブランドもジャンルも多岐にわたります。
しかも、来栖氏がプロデュースされた案件はどれも非常に高い評価を受けています。
来栖氏のブランド力が利用できるという点は、BURGER11において大きなアドバンテージとなるでしょう。
ハンバーガー市場が大きい
ハンバーガーの商品金額は少しずつ増加傾向にあり、2020年度は過去20年で最大の消費金額になりました。
2020年はコロナ禍の影響があったにもかかわらず、多くの利用者がハンバーガーを購入したということです。
国内での人口がやや減少傾向にあるにもかかわらずハンバーガーの市場が伸びているのは、世代的な影響も考えられます。
当時の若い世代が現在ちょうどシニア世代となり、ハンバーガーが大半の方にとってなじみのある食品として認知されている状態となっています。
家系調査によると20代をピークとして年代が上がるごとに支出額は減少する傾向にありますが、全世代から愛される商品であることは非常に重要なポイントです。
ハンバーガーは、テイクアウトにも適しているため、今後もコロナ禍の影響が深刻化する可能性も低いでしょう。
さらに、BURGER11は「Simple」をコンセプトとして濃い味付けをしないスタイルであるため、シニア層にも支持される可能性を十分に秘めています。
大きな市場で勝負できるという点は、拡大戦略をはかる際にも大きなメリットになる可能性が高いです。
小型店舗から中型店舗まで対応可能
ハンバーガーショップにもさまざまな規模の店舗がありますが、BURGER11は最小規模の店舗から中型店舗まで対応可能です。
さらに、セントラルキッチンにてソース作りなど作業の大変が完成していることから、アルバイトスタッフが調理をしても味にブレが生じることはありません。
効率よく、高品質なハンバーガーを顧客に提供できます。
もちろん、来栖氏の知名度や集客力を活かして中規模の店舗運営をするという選択肢もあります。
運営本部が作成したシミュレーション表に、月間売上864.4万円の中型店舗の売上例が掲載されていることからもわかるように、エリアの特徴や希望の運営スタイルが選択可能です。
開業後のサポートが厚い
BURGER11フランチャイズは、来栖氏のネームバリューだけに頼ったフランチャイズではありません。
本部のMIGホールディングス株式会社のノウハウを活かした厚いサポートが開業後にも受けられます。
具体的なサポート内容は、以下のとおりです。
- 一括発注システム
- 新商品開発
- SVによる経営相談やオペレーション指導などのサポート
- 効果的にメディアを活用したプロモーション
- 店長向けの研修やオーナー勉強会
- スタッフ向け現場研修
MIGホールディングス株式会社は、和食・洋食・中華・カフェなどカジュアルな店舗から高級志向の店舗まで多種多様な業種・業態の飲食店で成果を上げています。
また、都心をはじめとした一等地での店舗開発の実績が豊富で、プロモーションやマーケティングに関しても高い専門性をもっています。
BURGER11フランチャイズの弱みはあるのか?
すべての方にとって「よいフランチャイズ」店は存在しません。
どんなすぐれたフランチャイズ本部であっても、希望条件などによっては弱みやデメリットが強く感じられることがあります。
BURGER11もその例外ではありません。
この記事では、BURGER11の弱みとなり得る部分を解説します。
法人の加盟を想定している
BURGER11は最小2名~の少人数オペレータションが可能ですが、個人での加盟はあまり想定されていません。
- BURGER11フランチャイズのホームページ問い合わせフォームでは、法人用の問い合わせフォームが設けられていること
- 掲載されているシミュレーションが中型店舗(取得費用2,440万円+物件取得費)であること
「個人での加盟は不可」と明記されているわけではないものの、上記の状況から法人加盟が想定されていることが確認できます。
シミュレーション表の内容が分かりにくい
BURGER11のイニシャルコストや収支のシミュレーション表が公開されていますが、これらの内容は分かりやすいとはいえません。
というのも、イニシャルコストの店舗改装費や収支シミュレーションの賃料・人件費などは店舗を設立する場所や規模によって大きく変動するためです。
そして、シミュレーションがどのような店舗を想定して作成されたものであるかが表に明記されていません。
結局の所、具体的な立地や条件などがある程度決まった状態でなければ具体的な相談ができないため、詳細が気になる方は本部に問い合わせをしましょう。
原材料費の割合が高い
シミュレーション表によると、原材料費の原価率が40.6%に設定されています。
一般的にハンバーガーショップの原材料費は、20~30%が理想とされており食材にこだわっている店舗でも40%を超える状態はまれです。
逆に、原価率が高いことは顧客にとってはメリットであるといえます。
原価率が高くても利益が上がるということは、オペレーションが工夫されている証拠でもあります(資料によると、オーナーの毎月の利益は50.9万円)。
しかしながら、食品は食材はさまざまな要因から原材料費が高騰する場合もあります。
シミュレーションの段階で40%を超えている食材費がさらに高騰した場合に、どのような対策が取れるのかは、ブランドの将来を大きく左右する問題となるでしょう。
BURGER11フランチャイズの将来性
BURGER11フランチャイズの将来性を考える際に、最大のポイントとなるのは一般消費者のニーズではないかと予想されます。
BURGER11フランチャイズのニーズの根拠となっているのが国民1人あたりへのハンバーガーへの支出額です。
しかし、その大部分を占めるのが大手チェーンであると予想され、ハンバーガーへの支出=市場とは断言できません。
大手ハンバーガーチェーンのハンバーガーとBURGER11は、価格帯が異なる可能性が高いためです。
また、キッズ向けのキャンペーン実施などのファミリー向けのキャンペーン展開に関しては、既存の大手フランチャイズチェーンに分があります。
BURGER11のメニュー構成の詳細はまだ公表されていません。
資料には、「ハンバーガー500円~」とありますが、看板商品である「イレブンバーガー」の価格は1,100円です。
おそらくメインの客層は、来栖氏ならではの素材のチョイスやバランスなどを重視されるでしょう。
BURGER11の主力商品が1,100円前後の価格帯になるとすれば、既存のハンバーガーの市場だけでなく、新たな市場の開拓も必要とされるでしょう。
しかしながら、MIGホールディングス株式会社はプロモーションに長けている企業です。
プロモーションの起爆剤となる来栖氏の知名度やブランド力もあります。
重要なポイントは、BURGER11が十分に価格にみあった長く愛される商品であるということです。
その見極めのためには、オーナー自身が商品を実際に冷静な目で見て判断し、疑問に感じたことは加入前にすべて本部に確認をする姿勢が求められます。
まとめ
MIGホールディングス株式会社が運営するBURGER11は、注目度の高い美食家・フレンチ料理店オーナーの来栖けい氏が監修するハンバーガーショップです。
「Simple」であることを強みとしたBURGER11は、素材のおいしさを最大限楽しめるハンバーガーショップとしてこれから認知度が高まっていくでしょう。
既存の大手ハンバーガーチェーンがとても強力であり、業界に参入する新たな波も存在するなかで、長期的にBURGER11が支持されるためには、高い商品力が不可欠です。
おいしさや独自性は、実際に商品を口にしたりオペレーションについての詳しい話を耳にしたりしないと判断できない部分もあります。
そのためにも、興味をお持ちの方はぜひBURGER11の資料や加盟説明会をチェックしてください。