「韓国焼肉酒場ベジテジや」は、飲食店プロデュース企業の株式会社ゴリップが手がけるサムギョプサル食べ放題のブランドです。
2020〜2021年にかけては、Netflixでの韓国ドラマ「愛の不時着」や「イカゲーム」の流行やBTSをはじめとした韓国音楽により「第四次韓国ブーム」とも呼ばれるほどの現象が起こりました。
ブームの盛り上がりに伴い、新大久保を中心に韓国料理の人気が再び盛り上がっています。
そのような状況下で、プロのマーケティング集団でもある株式会社ゴリップが手がける「韓国焼肉酒場ベジテジや」はどのような展開を見せるのでしょうか?
この記事では、「韓国焼肉酒場ベジテジや」へのフランチャイズ加盟を検討している方に向けて、以下のポイントを解説します。
- 韓国焼肉酒場ベジテジやの概要
- 韓国焼肉酒場ベジテジやの特徴(強みと弱み)
- 韓国焼肉酒場ベジテジやの評判・口コミ
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韓国焼肉酒場 ベジテジやの基本情報
店舗名 | 韓国焼肉酒場 ベジテジや |
運営会社 | 株式会社ゴリップ |
店舗数 | 日本国内12店舗/台湾5店舗 |
設立 | 2005年5月30日 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 200名/パート・アルバイト1500名 |
本社 | 〒600-8811京都府京都市下京区中堂寺坊城町28-5 革命ビル |
韓国焼肉酒場ベジテジやを展開する株式会社ゴリップについて解説します。
株式会社ゴリップとは?
株式会社ゴリップは、京都府京都市に本社を構える飲食プロデュース事業社です。直営店とフランチャイズ運営により、牛肉・豚肉をメインの食材とする料理を複数展開しています。
2005年の創業以来成長し続ける株式会社ゴリップは、トータルの店舗数がすでに100を突破しており、将来的な上場や海外進出を目指し、現在も積極的に店舗の展開を進めています。
株式会社ゴリップは経営力・マーケティング力が高く、「牛カツ専門店 京都勝牛」を例に挙げると、多くの牛カツ専門店がブームの衰退とともに撤退・廃業を強いられているなか、一人勝ちといってもよい状態で店舗を増やし続けています。
また、株式会社ゴリップ単体としても3,000万円の資本力があることに加え、親会社のジーホールディングス株式会社は、資本金1億円のレストラン事業運営会社です。
牛カツ専門店 京都勝牛
牛カツ専門店 京都勝牛は、牛カツブームの火付け役となったブランドです。現在も関西地方を中心に店舗を展開しており、国内・海外あわせて72店舗を展開中です。
牛肉の品質へのこだわりと、セントラルキッチンによるブレのない調理に定評があり、人気を集めています。
韓国屋台とパンチャンショップ ベジテジや
「韓国屋台とパンチャンショップ ベジテジや」は、韓国本場の味が楽しめる料理店です。韓国料理のイートイン・デリバリーと、キムチやお惣菜などのテイクアウトの二刀流で営業しており、それぞれ相乗効果を発揮しています。
地方都市を中心に店舗数を拡大中です。
韓国焼肉酒場 ベジテジやフランチャイズの特徴や強み
「韓国焼肉酒場ベジテジや」に加入するか否かを確認する際の重要なポイントは、特徴や強みを理解することです。
なぜなら、強みや特徴を知って、地域での他店との差別化や競合の有無などを判断する必要があるためです。また、ご自身との相性や将来の成功の可能性を判断する際にも役立ちます。
この章では、「韓国焼肉酒場ベジテジや」の特徴やつよみを解説します。
シンプルで魅力的な食べ放題プラン
「韓国焼肉酒場ベジテジや」は、利用者にとってシンプルで魅力的な3つの食べ放題プランで構成されています。
- スモールプラン:2,178円
- スモールプラン(飲み放題付き):3,696円
- レギュラープラン:4,246円
すべてのメニューを食べ放題で楽しめるため、利用者にとってとても満足度の高いプラン構成となっています。さらに、運営においても会計や売上の集計が簡略化されるため非常に効率的です。
株式会社ゴリップのマーケティング力の強さを発揮して、チーズダッカルビやヤンニョムチキンなどの流行商品をメニューの中に加えることで、顧客のリピート化を図っています。
さらに、「韓国焼肉酒場ベジテジ」では、各テーブルにセルフの「無限サワー」がついています。
SNSなどを中心に注目が高まっているサービスを、注目度の高い韓国料理のブランドで提供できるということで、流行に敏感な層の顧客に強くアピールできます。
効率化されたオペレーション
「韓国焼肉酒場ベジテジや」では、料金をシンプルにするだけなく、オペレーションの効率化にも成功しています。
メニューの多くは本部のセントラルキッチンにてあらかじめ準備されたものです。また、サムギョプサルのメニューが基本となっているため、調理の手間が最小限に抑えられます。
さらに、オペレーション効率化により以下のメリットにもつながります。
・少人数でのオペレーションによって人件費を削減(人件費率20%)できる
・アルバイトやパートのスタッフの雇用が容易になる
システム化されたオペレーションを利用できるという点は、フランチャイズ加盟の最大のメリットの一つです。
コロナ禍・アフターコロナに強い専門店業態
コロナ禍によって飲食店は流行する店舗とそうでない店舗の明暗が大きく分かれましたが、サムギョプサル専門店はコロナ禍でますます勢いを強めている店舗の特徴に該当します。
勢いを増している店舗の特徴は、以下のとおりです。
・「居酒屋」や「ファミリーレストラン」ではなく、専門業態(焼肉店・寿司店など)
・テーブル・イスどうしの距離を取って密集を避けられる
・喚起の仕組みが整っている
「韓国焼肉酒場ベジテジや」は、これらの特徴にすべて該当しており、コロナ禍の影響を大きく受けずに運営できています。
また、多くの居酒屋やファミリーレストランが業態変更を進めていることからもわかるように、アフターコロナにおいても同様の傾向はしばらく続くと予想されます。
「韓国焼肉酒場ベジテジや」はトレンドの点でも将来性の点でも好調な売り上げが期待できるブランドです。
韓国焼肉酒場 ベジテジやフランチャイズの弱みはあるのか?
「韓国焼肉酒場ベジテジや」にも弱点となりうる部分は存在します。
強みやメリットのみを見てフランチャイズ加盟を検討・決断すると、逆境に直面したときに適切な対応が取れなかったり、対処が遅れたりしてしまうことがあります。
この章では、「韓国焼肉酒場ベジテジや」のデメリットとして3つのポイントを見ていきましょう。
原材料の仕入値上昇リスク
「韓国焼肉酒場ベジテジや」の最大のリスクの一つが、原材料費の高騰です。
典型的な例は、コロナ禍における「ミートショック」です。2021年頃から輸入肉類に関して流通不安や世界的な需要の上昇などにより仕入れ値の急激な上昇が続いています。
仕入れ値の上昇が最も顕著にあらわれているのは牛肉です。しかし、豚肉もミートショックの影響を受けおり、さらには豚肉の食料である飼料の価格上昇リスクもあります。
「韓国焼肉酒場ベジテジや」はもともと原材料費の割合が飲食店としてはやや高めの40%です。しかも「韓国焼肉酒場ベジテジや」は、メニューの分量などで原価率をコントロールしづらい食べ放題スタイル。
したがって、原材料費が急激に上昇した際には、本部主導の下すみやかな価格転嫁あるいはメニュー構成の変更などの対処が必要とされるでしょう。
初期費用の高さと将来性
「韓国焼肉酒場ベジテジや」の資料によると、「韓国焼肉酒場ベジテジや」の開業に必要とされる目安の金額は、2,070万円です(25坪居抜き店のモデルケース)。さらに、別途物件取得費や人材採用コストなどがかかります。
25坪40席という店舗の広さも、2,000万円前後の初期費用がかかることも焼肉店としては一般的です。
しかし、順調に推移をした場合の回収期間が約16か月となっていることもあわせて、初期費用の回収の可能性を冷静に考える必要があります。
また、現在の焼肉店ブームは将来的に続くと予想されてはいるものの、サムギョプサルに関しては韓国ブームの追い風を受けている部分も考慮する必要があるでしょう。
顧客ターゲット層の問題
「韓国焼肉酒場ベジテジや」の主な利用シーンは、飲み会・女子会・新歓パーティー・デートなど。決して狭い店内ではありませんが、ニーズの強いファミリー層やシニア層よりも、比較的若い世代がお酒を飲みながら食事を楽しむタイプの業態です。
特定の世代・層のみに流行しているブームというわけではないため、急激にブームが弱まるリスクは低いと思われますが、ニーズが減少するリスクは考えられます。
例えば、テレワークの導入が進んでオフィスに会社員が出社する頻度が減少したり、パーティーなどのイベントの開催が見送られたりする状況です。
韓国焼肉酒場 ベジテジやフランチャイズユーザーの評判・クチコミ
「韓国焼肉酒場ベジテジや」の利用者からの評判・クチコミを紹介します。
「韓国焼肉酒場ベジテジや」では、韓国ドラマに登場する料理が、メニューとして提供されています。料理の満足度が非常に高いことや、飲み会・宴会などでのニーズが高いことなどもクチコミから確認できます。
「韓国焼肉酒場ベジテジや」では、韓国ドラマに登場するゲームが楽しめるイベントが開催されているようです。韓国ブームをうまく活用して、顧客の満足度を高めています。
「サムギョプサルを食べたい」というニーズも多数あります。コロナ禍による影響が見られる場面もありますが、現状はニーズが非常に強いようです。
韓国焼肉酒場 ベジテジやフランチャイズの将来性
「韓国焼肉酒場ベジテジや」は、2020年以降特に人気が高まっている焼肉の業態で高い人気を誇っています。屋台のようなカジュアルな雰囲気で、低価格に本場の韓国料理が楽しめるということで、現在は非常に高いニーズがあります。
「韓国焼肉酒場ベジテジや」は、現状の状況が将来的にも続くのであれば堅いブランドだと思われますが、大きな懸念として考えられる点が2つあります。
①韓国ブームが終演したときに集客力がどの程度維持されるか
この点は、大きなリスクとはいえないかもしれません。その根拠は以下の2点です。
・株式会社ゴリップは、牛カツブームが終了しても牛カツ専門店で収益を上げ続けている実績をもつこと
・韓国ブームが終了したとしても根強いファンは残ると考えられること
②食肉の仕入れ値上昇のリスク
急激な仕入れ値の向上により、他ブランドでは販売価格アップ・キャンペーン実施頻度の減少・ボリュームダウンなどの対策をとっています。
本部主導により状況にあった適切な対処が取れない場合に、収益性の悪化や顧客の離反などを招く要因になる可能性が考えられます。
株式会社ゴリップは、市場を見極める力に長けた企業であるため、これらの問題にも適切に対処できる可能性が高いと思われますが、慎重な判断が必要です。
まとめ
「韓国焼肉酒場ベジテジや」は、サムギョプサルを中心とした韓国料理食べ放題のブランドです。
韓国ブームやコロナ禍以降の焼肉専門店のブームの追い風を受けて、今全国の多くのファンからかなり高い支持を受けています。お肉だけでなく野菜も食べ放題であるという点から、ヘルシー志向の方にも人気があります。
ただし、フランチャイズ店への加盟を検討する際には慎重な姿勢も重要です。
特に、ブームの後押しを受けている業態・ブランドについてはブームが終了した後も人気や売上が継続するのかを冷静に検証しましょう。特に、初期費用を回収できないうちに収益性が大きく下がってしまうと、大きな問題になることも考えられます。
そして、判断をするために重要なことは正確な情報を収集することです。ぜひ資料のダウンロード・説明会の参加などから、ご自身で生の情報を確認してください。