ビアード・パパは、日本国内および海外で200以上もの店舗を展開するシュークリーム専門店です。
1999年に1号店をオープンしてから順調に店舗数を拡大しています。近年ではテレビCMを放送するなど、都市部だけではなく地方都市での認知度も徐々に高まっているブランドです。
ビアード・パパは、店頭での実演販売による「焼きたてのおいしさ」を重視しつつ、新商品の開発や他社とのコラボメニューにも力を入れています。
また、中国・韓国・アメリカなど海外への出店を積極的におこなっているブランドでもあります。
この記事では、ビアード・パパのフランチャイズ加盟を検討している方に向けて以下の情報をご紹介します。
- ビアード・パパの概要
- ビアード・パパの特徴・強み
- 既存のフランチャイズオーナーのクチコミ
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ビアード・パパの基本情報
店舗名 | ビアードパパの作りたて工房 |
運営会社 | 株式会社 麦の穂 |
店舗数 | 222店舗 ※2021年8月時点・他に海外に約200店舗 |
創業 | 1997年12月22日 |
設立 | 1999年4月 |
資本金 | 1,100万円 |
従業員数 | 正社員: 230名 パートアルバイト: 1,650名 ※2018年1月時点 |
本社 | 〒530-0047 大阪市北区西天満3-13-20 ASビル 2F |
ビアード・パパの本部を運営する株式会社麦の穂についての概要をご紹介します。
株式会社 麦の穂とは?
株式会社麦の穂は、1997年創業のスイーツ小売り業者です。
ビアード・パパを中心に、複数のブランドを運営しています。
資本としては、2013年より食品メーカー大手の株式会社永谷園の傘下に入っています。
株式会社麦の穂がかかげているスローガンは、「日本の美味しいを世界へ」です。
そのために、明るく元気に接客をすることや、チャレンジする姿勢を徹底するなどの姿勢を追及しています。
全国的に認知度が高まった現在も、おいしさへのこだわりはそのままに、他業種とのコラボレーションや独自のキャンペーンなど、新たな取組みに非常に積極的な企業です。
ビアード・パパフランチャイズの特徴や強み
ビアード・パパには、独自の特徴や強みが存在します。
フランチャイズ事業を検討する際に、強みの理解は不可欠なので、ぜひご自身の状況や加盟後のイメージと照らし合わせて参考にしていただけたら幸いです。
美味しさへのこだわり
シュークリームを販売しているショップは、コンビニエンスストア・スーパーマーケット・洋菓子店など多数ありますが、ビアード・パパはシュークリーム専門店としての味へのこだわりがあります。
その主な特徴は以下のとおりです。
- 店頭で実演販売をおこない、お客様に作りたてのシュークリームを提供する
- サクサク感と食べやすさとの両立
パイ生地などのように生地を織り込んで作ると食べる際にボロボロと落ちてしまうため、サクサクした食感の出せる練り込み型の生地を独自開発。
- おいしいカスタードクリームを作るため、機械ではなく手でかき混ぜて作る製法を採用
長年の実績と企画力
ビアード・パパは、シュークリーム専門店としての長年の実績があります。
また、メインとなる商品がシュークリームのみであるにもかかわらず利用者に飽きられないよう、企画や商品開発にもこだわっています。
これまでの主なヒット企画は以下のとおりです。
- 子ども向けにおもちゃのセットとのセット
- 「抹茶シュークリーム」や「とろけるヨーグルトシュークリーム」などの季節限定メニューの販売
- ご家庭でクリームを詰められる「ちびっ子パティシエセット」キャンペーンの実施
ビアード・パパにいくと、必ず常に何かのキャンペーンが複数実施されているほど、常に新たな企画や商品でいっぱいです。
なかでも一年に一度のイベント「パパの日(8月8日~1週間程度実施)」には、ファンが期待して待つほどの魅力あふれるキャンペーンが展開されます。
こうして、ビアード・パパは固定ファンを維持しながら新たなファンの獲得を広げています。
シュークリーム専門店としての強み
取扱商品をシュークリームに限定していることは、店舗と顧客との双方にメリットがあります。
店舗側のメリットは、以下のとおりです。
- シュークリーム専門店としてのブランディングに成功している
- ロスを最小限に抑えられる
- スタッフの技術習得が容易
特に、ビアード・パパは「作りたての商品を提供する」ことを方針として打ち出しているため、アイテム数を絞って提供することに大きなメリットがあります。
顧客側のメリットは以下のとおりです。
- 店舗にいけば必ず焼きたてのシュークリームを購入できる(品切れのリスクがない)
- ブランドの一押し商品がわかりやすいため、迷わずに商品を購入できる
近年の飲食店の傾向を見ていると幅広く商品を取りそろえている業態(居酒屋・ファミリーレストラン・定食屋など)よりも専門店(ハンバーガーショップ・唐揚げ専門店・焼き肉店など)が繁盛しています。
5坪からの小規模出店
ビアード・パパは客席を必要としないため、5坪程度の小規模スペースで出店できます。
小規模スペースでの出店は、具体的に以下のメリットにつながります。
- 出店する物件を探しやすい
- 物件取得費用やテナント料を安く抑えられる
- 少人数で店舗運営できる
また、ビアード・パパは老若男女広く支持されるブランドなので、都市部から郊外までさまざまな条件に対応できるという面もメリットです。
ビアード・パパフランチャイズの弱みはあるのか?
フランチャイズ加盟を考えたときに、ビアード・パパのデメリットとなりうる面もあります。
フランチャイズに加盟する際には、必ずメリット・デメリットを洗い出したうえで、ご自身の考え方とブランドの方向性が一致しているか否かを考えることが重要です。
この章では3つのポイントをご紹介します。
開業資金として2,000万円の費用が必要
金融機関や政府系公庫からの融資も含め資金を調達できない場合、そもそもフランチャイズ加盟が認められません。
また、複数店舗の展開を検討している方にとっても、出店費用がネックに可能性があります。
複数店舗を展開する際には、加盟金やロイヤリティの面でメリットが受けられるものの(3店舗目以降)、1店舗目・2店舗の順調な運営が不可欠です。
少人数体制での営業のため負荷がかかる
ビアード・パパは、少人数での運営が可能ですが、その代わりにスタッフ一人にかかる業務上の責任は重くなります。
また、急病などでスタッフが急に出勤できなくなったときには、補充要員を探さないと店舗が回らなくなります。
必要最小限で運営できる点は大きなメリットですが、休日に完全にオフを取るのは難しいケースが多いため、オンとオフとをはっきり分けたい方にはストレスに感じられるでしょう。
SVからの指摘が厳しい場合がある
ビアード・パパは、本部SVの面倒見が良い点が特徴です。
したがって、店舗を運営するうえでわからないことや困ったことに相談に乗ってもらいやすいメリットがある反面、さまざまな指摘を受けることもあります。
従って、フランチャイズ本部と加盟店とが互いに考えを主張し合って店舗をよくしていきたいという方にはとても良い本部ですが、ご自身の考え方を認めてほしいという思いが強い方はストレスに感じられるかもしれません。
とはいえ、全て本部の方針に従うべきというスタンスではなく、良いアイデアは積極的に認めてもらえるスタンスです。
本部のビジョンを尊重しながら、SVからの指摘を謙虚に受け止め、なおかつご自身のアイデアも試していきたいという方にはとても良い環境でしょう。
ビアード・パパFC加盟者の評判・クチコミ
ビアード・パパの既存店のオーナーの意見は、これからの加盟を検討している方にとって大いに参考になるでしょう。
この章では、2件のクチコミをご紹介します。
ビアードパパの美味しさはダントツでしたね。
引用元:http://www.muginoho-franchise.com/case1.html
世界がこれだけ認める味。
これならやれるという直感的なものがありました。
ビアード・パパの商品の美味しさに魅力を感じてフランチャイズ加盟を決意されています。
飲食店フランチャイズに加盟する際には、自信をもって商品を提供できることも重要な要素なので、美味しさを確信して商品を提供できる点は大きなメリットになります。
麦の穂とは細かなところまで相談できて、人と人のつながりで商売をしている実感があります。
引用元:http://www.muginoho-franchise.com/case2.html
かなり柔軟な対応や、他ではできない解決策を提案してくれるのも麦の穂の柔軟な姿勢があるからです。
上記のオーナー様は、フランチャイズ本部・加盟店間の理想的な関係性を築かれています。
お互いに尊重しながら、オペレーションを改善しながら利益をあげ、複数店舗展開を実現されています。
成功のための方法ややり方はさまざまですが、ビジョンやブランドの方向性に共感して、前向きに取り組んでいるオーナー様は、成果が上がりやすいでしょう。
ビアード・パパフランチャイズユーザーの評判・クチコミ
続いて、一般消費者のクチコミもチェックしておきましょう。
特に、インターネット上のクチコミは、正直な意見が多いのでとても参考になるはずです。
ビアード・パパには「皮が美味しい」との意見が多く寄せられており、期間限定で「皮のみ」の販売が実施されているほどです。
シュークリーム専門店としてのこだわりが消費者から支持されています。
ビアード・パパの店舗の前を通りかかったときの甘い匂いについても意見も多数見られました。
商店街・駅ナカ・ショッピングモール内などでは、思わず足を止めて購入する方が大勢みえます。
200以上もの店舗数をもつビアード・パパは、地方都市にも多数店舗があります。
その一方で、「ビアード・パパに行きたいのに、田舎だから近くに店舗がない」との声も同数程度あります。
ビアード・パパは、テレビCMも流しているので、未出店エリアには一定数のニーズがありそうです。
ビアード・パパフランチャイズの将来性
ビアード・パパの将来性に関して、ポジティブな面とネガティブな面の両方から検証しましょう。
運営本部の株式会社麦の穂では、ビアード・パパの現状について「10代後半~20代前半の支持率に課題がある」と分析しています。
株式会社麦の穂は、こうした課題のターゲット層から支持されているブランドやキャラクターとタイアップを組むことで、認知度や好感度を高める策をとっています。
また、主要の客層である30~40代の客層に対して、キッズ向けの商品を販売するなどファン層を増やす取組みにも積極的です。
商品への満足度も非常に高いことから、ブランド価値は今後も維持される可能性が高いでしょう。
専門店であるビアード・パパにはまだ及ばないものの、手軽さや商品ラインナップのバリエーションという点ではコンビニエンスストアに軍配があがります。
ビアード・パパがブランド力を維持するためには、今後も引き続き積極的にキャンペーンや他ブランドとのコラボを積極的におこない、常にフレッシュなイメージを市場に与え続けることが必要です。
現状としては、大きなリスクは顕在化しておらずむしろ積極的にチャレンジする姿勢が目立つ企業ではありますが、フランチャイズ加盟を具体的に検討する際には、ビジョンや方向性についてご自身でもぜひ確認してください。
まとめ
シュークリーム専門店のビアード・パパは、全国に200以上もの店舗を運営しています。
取扱商品をシュークリームに特化する一方で、積極的に商品開発やキャンペーンの展開をおこなっており、全国に多くのファンを獲得しています。
その根底には、美味しいものを世界中に届けたいという本部のビジョン・思いがあります。
奇をてらったり、見た目のインパクトで勝負するのではなく、焼きたての美味しさや機械を使わずに作るカスタードクリームの味を守り抜く姿勢にその思いが表れています。
ビアード・パパのフランチャイズ加盟に興味のある方は、説明会に参加することでより詳しい情報を得ることが可能です。
興味のある方は、お気軽に参加されてみてはいかがでしょうか?