健康志向が高ままりに正比例するように、フルーツ100%のジュース専門店の市場規模が高まっています。
「ゴクゴク」は、2021年7月時点においては店舗数11店舗と小規模なブランドではあるものの、着実に店舗数を増やしています。その店舗の大半は、フランチャイズ加盟店です。
生のフルーツを使用したフレッシュジュースの専門店は、独自のノウハウを必要とします。
しかし、「ゴクゴク」に加盟をすると、難易度の高い部分の多くを本社に委ねられます。
健康への配慮やフルーツ農家への貢献など、社会的な意義も大きな事業です。
この記事では、ゴクゴクに興味をお持ちの方に向けて次の情報を中心にご紹介します。
- ゴクゴクの概要
- ゴクゴクの特徴・メリット
- ゴクゴクの将来性
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人気フランチャイズランキング
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ゴクゴクの基本情報
店舗名 | ゴクゴク |
運営会社 | 株式会社Drapocket |
店舗数 | 11店舗(直営1店舗/FC加盟店10店舗) ※2021年7月時点 |
設立 | 2013年2月 |
資本金 | 850万円 |
従業員数 | 46名(パート/アルバイトを含む) ※2019年時点 |
本社 | 〒253-0021 神奈川県茅ケ崎市浜竹2-2-50 ファインズビル1階 |
ゴクゴクを運営する株式会社drapocketについてご紹介します。
株式会社Drapocketとは?
株式会社Drapocketのミッションは、「楽しい気持ち、あたたかい気持ちの連鎖を広げ、人々の心を変え、世の中を変えていく」です。
ミッションを実現するために、株式会社Drapocketは、生野菜を使用したジュースを販売しています。
株式会社Drapocketが手がけるブランドは2つあります。
生フルーツのみを使用しオーダーを受けてから商品を作ることをポリシーとしている「Gooday juice」と、一部に冷凍フルーツを使用している「ゴクゴク」の2種類です。
高度な技術やノウハウを必要とするGoodayは直営のみ(4店舗)、技術の均一化が可能な「ゴクゴク」はフランチャイズ展開中心という棲み分けがなされています。とはいえ、両者の基本的な考え方は同じです。
それは、企業のミッションに基いた「みんなの毎日を楽しくする」という考え方です。
健康的で楽しくておいしい気持ちを提供できるよう、株式会社Drapocketはポリシーを重視した経営をおこなっています。
また、ゴクゴクに関しては、フランチャイズによる店舗展開も積極的におこなわれています。
ゴクゴクフランチャイズの特徴や強み
ゴクゴクのブランドの強みを具体的にフランチャイズ加盟の観点からご紹介します。
フレッシュジュースの専門店は、全く新しいビジネスではないものの、これまでは大都市の一部や観光地などでしか見られないビジネスでした。
フランチャイズ加盟を考えている方にとって、勝算を判断するうえでも強みを理解することは大切です。
健康志向にマッチした商品
市場自体がまだそれほど大きくないためあまり認識されていないことですが、フレッシュジュースの市場は近年急成長しています。
その背景にあるのは、健康志向の高まりです。
フルーツは、調理や加工をすることなく栄養素をそのまま摂取できる食材として認識されています。
また、砂糖や油などを使用しなくてもおいしく食べられるという点も、健康志向の方々に支持されている点の一つです。
一方で、フルーツがなかなか手軽に購入できないといった問題もあります。
バナナやりんごなどの一部のフルーツを除き、スーパーマーケットなどでフルーツを購入しようとするとまとまった出費になります。
また、単身世帯の方にとっては購入後フルーツが傷んでしまう前に食べきれないという問題もあります。
フルーツジュースは、手軽にフルーツの栄養を摂取できるという点でとても魅力的な商品です。
本部に仕入れを一任できる
フルーツを取り扱う際、最も難しいポイントの一つが仕入れです。
フルーツは、気候や市場の動向などさまざまな条件で仕入れ値や品質が変動します。
フルーツについての専門的な知識がなければ、品質の良いフルーツを安定的に安く仕入れることは不可能です。
つまり、顧客から高い評価を得るためにも、店舗の原価率を抑えるためにも大きなカギを握っている仕入れの部分について、全く心配しなくてもよいことを意味します。
ゴクゴクの仕組みを利用すれば、フルーツの取り扱いや飲食店の経験がなくても、フルーツジュース専門店を経営できるでしょう。
簡略化されたオペレーション
フランチャイズ店としての店舗展開がうまくいくか否かの大きなポイントは、再現性です。
同じブランドを掲げておきながら、店舗によって味が違ったら安定的にファンを獲得するのは難しくなります。
また、専門的な技術をもっていないと品質を担保できない商品の場合には、味が再現できなかったり提供に時間がかかったりして顧客からの信頼を損なってしまいます。
そのオペレーションは、フレッシュもしくは冷凍のフルーツとミルクなどを、量を量ってミキサーにかけるだけです。
フランチャイズ展開をしている飲食事業は数多くありますが、最もシンプルなオペレーション業務の一つであるといえます。
また、技術の習得に時間がかからないため、入社して間もないスタッフを早期戦力化できるという点でも、オペレーションがシンプルであることは大きなメリットです。
初期費用が安い
ゴクゴクは、初期費用が安く抑えられるビジネスモデルです。
ゴクゴクの初期投資は、1,000万~1,300万円程度と試算されます。
初期費用の内訳
加盟金 | 150万円 |
出店保証金 | 100万円 |
監修費 | 50万円 |
研修費 | 50万円 |
そのほか初期費用
厨房設備費+調理機器費用 | 225~250万円 |
物件取得費 | 100万円~ |
内外装費 | 200万~600万円 |
その他の開業費用 | 100万円 |
一般的に、そのまま設備を継続利用できる居抜き物件の場合は諸費用を抑えられます。
飲食店フランチャイズでの開業に2,000万円以上を必要とする業態・ブランドが多いことを考えると、かなり初期費用が軽いブランドであることは間違いありません。
ゴクゴクフランチャイズの弱みはあるのか?
ゴクゴクには、弱点となりうる面もあります。
フランチャイズ加盟は、特に個人の方や中小企業の方にとっては、将来の安定を左右する大きなポイントになります。
特に注意すべき点を3点紹介するので、ご自身の状況や展望と照らし合わせてください。
市場が成長過程にある
フレッシュジュースの市場は、前章で紹介したとおり成長過程にあり、現段階ではそれほど大きな市場ではありません。
提供している店舗・企業の数が少ないこともありますが、スイーツ・アイスクリーム・タピオカなどの市場とは比較するまでもないほどです。
市場自体がそれほど大きくないため、「ゴクゴク」を出店できる場所は人通りが特に多い箇所に限られます。
例えば、ショッピングセンター内・繁華街・駅前などです。
フルーツジュースの場合は、「座席でゆっくりと飲みたい」というニーズが一定数あるため、ショッピングセンター内が理想的です。
このときポイントとなるのは2点です。
- 市場がそもそも大きくないため、ブーム到来などの特別な事情がない限り、爆発的なヒットが期待できない
- 勝算が期待できるスポットが限られるため、物件選びが難しい
上記を理解したうえで、出店を検討する必要があります。
なお、物件に関してはゴクゴクの本部にて物件紹介の対応をおこなっています。
別途料金が発生するものの(30万円)、物件選びに絶対の自信がある方以外はぜひ選択肢として検討すると良いでしょう。
季節や気温の影響を受ける可能性がある
フレッシュジュースは、暑い日によく売れる商品です。
逆に言えば、冬や天気の悪い日にどのように売上を増やせるかが課題です。
「ゴクゴク」の場合、商品のラインナップは豊富ですが、すべての商品がジュースです。
また、ゴクゴクは繁忙期であっても少人数で運営可能なスタイルの店舗であるため、来客数が減る分人件費をカットして収益を調整するといった対応も難しいでしょう。
また、年間通じてリスクを考える場合については、冷夏や台風の影響を強く受けるシーズンは売上が伸びにくくなる可能性があります。
上記をふまえて、加盟店として考えるべきポイントは以下の2点です。
- 年間を平均して考えたときに十分な収益をあげられるか?
- 天候やシーズンの影響を最小限に抑えるためにどのような対策が取れるか?
本部に相談をしたり、具体的な対策を得たりしながら、対策を検討しましょう。
ゴクゴクフランチャイズユーザーの評判・クチコミ
フレッシュジュースがどれだけ流行るのかを参考にするために、一般消費者の評判やクチコミを参考にしたいと考える方もいらっしゃると思います。
この章では、インターネット上の消費者の声をご紹介します。
手軽にフルーツジュースが飲める店舗として、店舗を発見したときから意識している方が多いようです。
メニューが色とりどりで、見た目もとてもかわいらしいため、特に女性からの人気が高まりやすいでしょう。
看板メニューともいえる人気商品が、産地のフィリピンのなかでも最高の条件のもとでしか作られないバナナを使用した「金の房 プレミアムバナナミルク」です。
濃厚な味に驚きを隠せない方や、ファンになる方が続出しているようです。
ゴクゴクフランチャイズの将来性
ゴクゴクの将来性に関して、まずリスクがそれほど大きくない事業であるといえます。
その理由は、以下の3点です。
- フルーツジュースの市場が緩やかに伸びていく可能性が高いこと
健康志向が高まっていることや、これまでに少しずつ市場規模が大きくなっていることをふまえると、今後も同様の傾向が続くと考えられる。 - フルーツジュース市場は、仕入れの際に目利きの力と仕入れの実績が重要な要素となるため、参入障壁がある
事業モデルが確立しているゴクゴクが、今後も一定の優位性を保てる見込みが高い。 - ゴクゴクでは、フルーツの仕入れに関して専門知識を持ったスタッフがいるため、天候不良などの事態が起こった際にも原価のコントロールや品質の維持のために適切な行動を取れる可能性が高い
したがって、加盟店側が出店位置さえ間違わなければ、ゴクゴクの加盟店として一定の利益は確保し続けられるでしょう。
そして、将来性に関するネガティブな面としては、爆発的な規模の拡大は期待しづらい点です。
商品自体がニッチな商品なので、出店できる物件条件に制約が生じるためです。
加盟店の判断としては、ミクロな視点で出店エリアで採算が取れれば問題はありませんが、例えば将来的にブランド名の認知が高まってブランド名で集客できるようになるとまでの期待は難しいでしょう。
まとめ
ゴクゴクは、フルーツを100%の専門店です。
一部商品に冷凍食品を使用しているものの、ゴクゴクに加盟すると新鮮なフルーツのおいしさと栄養素を顧客に提供できます。
初期費用が低く、毎月の人件費・原材料費・店舗維持費なども抑えられるため、比較的リスクの低い事業モデルです。
ゴクゴクのフランチャイズ契約について詳しく知りたい方には、フランチャイズ説明会への参加がオススメです。
気になる方は、ぜひ気軽に本部に問い合わせてください。