一芳(イーファン)は台湾生まれの国際的なフルーツティーブランドです。
正しくは「一芳 台湾水果茶(イーファン タイワンフルーツティー)」で、2016年に台湾台北に1号店をオープンしました。
台湾はお茶の文化の国ですが、新鮮なフルーツをふんだんに使った水果茶(フルーツティー)が台湾で話題となり、瞬く間に150店舗もの店を出す人気店となりました。
その後、次々と世界各国に展開を広げ、現在では下記19か国に出店。
今や「一芳 台湾水果茶」は世界19カ国で1400店舗を構える国際的なブランドになっています。
※2021年7月末現在
- 台湾
- 中国
- 香港
- マカオ
- 韓国
- 日本
- シンガポール
- ベトナム
- タイ
- フィリピン
- カンボジア
- アメリカ
- カナダ
- イギリス
- オーストラリア
- ニュージーランド
- フランス
- スウェーデン
- ドバイ
日本では東京都(浅草・新宿・新大久保)、大阪府吹田市、石川県金沢市、兵庫県芦屋市と、まだ6店の出店なので、これからどんどん拡大することが期待できます。
ここでは、この一芳(イーファン)のフランチャイズに関して、その強みと弱み、ユーザーの口コミ、将来性について詳しく紹介します。
テイクアウトのドリンク系でフランチャイズを検討されている方はぜひ参考にして下さい。
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一芳(イーファン)の基本情報
店舗名 | 一芳(イーファン) |
運営会社 | 株式会社YIF International |
店舗数 | 世界 1400店舗 うち日本国内 6店舗 |
創業 | 2016年 |
設立 | 2020年3月9日(日本代理店) |
資本金 | 1,000万円(日本代理店) |
従業員数 | 3名(日本代理店) |
本社 | 東京都台東区浅草 6-2-3 ACNJビル 5F(日本代理店) |
株式会社YIF Internationalとは?
株式会社YIF Internationalの経営チームは、1980年代から90年代生まれの社員で構成された2016年設立のまだ若い会社です。
地に足着けて着実に歩む精神で頑張っています、昔ながらの味を復活させるべく、台湾産食材への思い入れを持って Made in Taiwan にこだわり、台湾らしいドリンクを開発して、台湾茶を世界にプロモートする目標に向かって、手を取り合って進んでいます。
引用元:https://yifangtea.com.tw/ja/about/?agent=c01
しかし設立から5年足らずで世界19カ国で1400店舗も「一芳 台湾水果茶」を展開する、今、最も勢いのある会社と言えます。
一芳(イーファン)はグローバルブランドらしく、FCチェーン運営で一番大切なこととして「統一性」を挙げており、イメージの統一と、どの店舗を利用しても同じ商品、同じサービスを受けられることを徹底しています。
立地によって店舗設計は異なりますが、和を感じさせるようなシンプルな看板と濃紺ののれんは印象的でインパクトがあります。
一芳(イーファン)フランチャイズの特徴や強み
自然派本物志向に応える高い品質
一芳(イーファン)は台湾茶の中でも、水果=フルーツを使った水果茶(フルーツティー)に特化したティーチェーン店です。
フルーツ王国と言われる台湾ならではのお茶で、本場台湾でも甘いタピオカ入りミルクティーから、自然な甘さの水果茶(フルーツティー)にトレンドが移り変わっていることから、今後も伸長することが期待できます。
「一芳台湾水果」のこだわりは、安全な厳選した食材を使ったメニューを提供することにあり、主な原料となる茶葉、果物、牛乳、シロップまで、ほぼすべて台湾産です。
茶葉は、台湾の一流茶葉を産出している限定地域、名間、鹿谷、日月潭の茶園で生産したものを、それぞれの店舗へ直送して使うので、新鮮な茶葉の味と香りを楽しむ事ができます。
フルーツは、台湾産の旬のフレッシュフルーツやジャムを使っています。
契約農家が栽培する「金鑚パイナップル」「南投県産青梅」「埔里産パッションフルーツ」「九如産レモン」など、産地にこだわったフルーツを使っているので、新鮮でみずみずしいフルーツの味と食感を楽しむ事ができます。
牛乳は、音楽や風通しなどに気を配った飼育環境で、高品質のエサを与えられて育った牛から生産した牛乳を100パーセント無調整・無添加で使用しています。
甘味に使うシロップも、店舗できび砂糖を煮詰めて作るというこだわりようです。
このように厳選した食材を使っているので、日本の「一芳 台湾水果」でも、台湾と同様に常に新鮮で美味しいドリンクを味わう事ができるのです。
SNSで更にブレイクする可能性大
看板商品である「水果茶(フルーツティー)」は、創業者のおばあさまが昔作っていた手作りのフルーツティーをモデルに作られたもので、台湾らしさを存分に感じられる人気のドリンクです。
台湾産のフルーツがたっぷりと入った見た目にも鮮やかなお茶で、緑茶ベースの中に、パッションフルーツの果汁と種がたっぷり入り、果実感あるパイナップルの手作りジャムに、リンゴとオレンジのスライスが入り、果物の美味しさがぎゅっと詰まっています。
国内でわずか6店舗しかないのに関わらず、Instagramに「#一芳」で投稿されている数は4万7千件。これはかなりの広告効果があります。
いわゆる「映える」ドリンクなので、今後も盛んに投稿されることが見込まれます。
もちろん一芳(イーファン)オフィシャルアカウントでも、様々なSNSでコンスタントに高効率な投稿を行い、季節毎の新メニューやイベント、タレント起用企画などの各種キャンペーン情報を発信しているので、話題には事欠きません。
直近では大ヒットアニメ「鬼滅の刃」とのコラボレーションも行い、幅広い世代へ認知を広げました。
今後もSNS施策に期待ができます。
差別化要素が多いメニュー
台湾の伝統的なドリンクやスイーツは、季節や体調に合わせて取り入れたい、身体に良い材料が多く使われます。
一芳(イーファン)のメニューは、本場台湾の健康的なメニューがずらりと揃っているのが特徴で、一般的なタピオカドリンク店とは一線を画します。
メイン商品の「水果茶(フルーツティー)」はもとより、例えば、冬瓜茶は水分代謝を改善してむくみを取り除くと言われており、夏場にぴったりなお茶です。
龍眼ナツメ茶は気血を補うので虚弱体質改善に効果があり、冷え対策や冬場にぴったりなお茶です。
トッピングにはタピオカの他に、薬草を原料にした仙草ゼリーと愛玉ゼリーがあり、どちらも身体の熱を冷まし、ほてりを取る効果があります。
また、本場台湾と同じように、注文時にドリンクの甘さと、氷の量、トッピングが選べるので、体調や好みに合わせて多彩なアレンジができるのが魅力です。
この他にも高品質の紅茶として知られる「日月潭(にちげつたん)紅茶」など、ストレートに茶葉のおいしさを味わえるメニューもあります。
明確なフランチャイズシステム
一芳(イーファン)のフランチャイズシステムは、グローバル展開で培ったノウハウがあり、事前の店舗開業相談や店舗施工、ドリンクの調理法、設備操作法、開業および経営方法に至るまで、全てに関する教育研修プログラムが整っています。
新規店にはスタッフを派遣して専門的な訓練を行い、新米オーナーであっても職人級のオーナーになるよう教育し、しっかりと業績を上げられる人気店へと成長させることを自負しています。
本部のマーケティングチーム、デザインチームが基本ビジュアルやメニュー、毎月のキャンペーンに関するデザインや仕入れなど全て一括して行い、各種資材は加盟店へ共有します。フランチャイズ契約の概要は以下の通りです。
FC契約概要
募集地域 | 全国 |
契約タイプ | フランチャイズ |
契約期間 | 3年間 |
ロイヤリティ | 4% |
加盟金 | 300万円 |
開業資金目安 | 1,000万円~ |
本部のサポート体制としては、台湾にて店舗研修を12日間、開店サポートを14日間行い、開業日には台湾総本部のSV臨店があり、現場視察と指導を受けることができます。
研修内容については以下のようになっています。
主な研修内容
- 経営理念および就業規則
- 各ドリンクの説明と調理方法
- 設備紹介および使用方法の説明
- 各ワークステーションの紹介と実践
- 注文システムの説明
- 食材の紹介および保存に関する説明
- 開店から閉店までの流れ
- 店舗の経営理念について
- 店舗の経営マネジメントおよび報告書作成
- 営業練習OJT
FC加盟詳細
加盟金 | $30,000 | 加盟者と店長2名分の初期研修費込み 初期研修 追加の研修者1名につき$3,000 |
後期研修 | $3,000 | 講師1名 |
保証金 | $10,000 | |
内外装のデザイン料 | $3.3/平方フィート ※任意 | |
合計 | $43,000(税込) |
一芳(イーファン)フランチャイズの弱みはあるのか?
海外展開は代理店方式を取っているため、日本での出店は代理店経由で契約する必要があります。
フランチャイズ契約に関しては特筆する弱みは見当たりません。
ちなみに現在の東京では、浅草・新宿・新大久保の3店舗ですが、実は昨年2020年に渋谷と高田馬場にそれぞれ出店があり、2021年7月末現在、どちらもすでに閉店しています。
タイミング的に考えると、コロナ禍の緊急事態宣言で打撃を受けたのではないかと思われます。
集客がなければ運営が厳しくなるのはどのフランチャイズでも同じなので、ここは弱みとは言えません。
一芳(イーファン)フランチャイズユーザーの評判・クチコミ
見た目が果物たっぷりで「映える」
ユーザーの口コミでは、映える新鮮なフルーツティーの写真投稿が目立ちます。
安定のおいしさを絶賛する声や、台湾好きな方、海外在住の方の投稿も。
本物の味「美味しい」
フルーツティー以外のメニューも「美味しい」というクチコミが目立ちます。
特にタピオカは絶賛する声が多数。
バリエーション豊富で「飽きない」
季節限定のメニューが豊富なので、何度訪れてもバリエーションで飽きないというところが人気のようです。夏季限定ベリーミックスシェイクも早速投稿されています。
一芳(イーファン)フランチャイズの将来性
ユーザーのクチコミからもわかるように、一過性のトレンドではなく、日本のティースタンドとして、今後しっかりと定着する見込みがあります。
お茶トレンドのビックウェーブ
シアトル発のカフェチェーン「スターバックスコーヒー」が、日本で最初に出店したのが1996年8月。
その後、1997年8月に「タリーズコーヒー」1号店がオープンし、次第に日本のカフェ文化が確立されていきました。
この流れはコーヒー派にとっては嬉しいトレンドでしたが、実際にはコーヒー派とお茶派に二分され、比較的女性にお茶派が多く見受けられます。
体質的にカフェインが含まれていると眠れなくなるという方もいて、ノンカフェインのお茶を嗜好する方も多く存在します。
しかし、お茶をメインで提供するチェーンの存在はなく、選択肢はコーヒー店での紅茶しかありませんでした。
そのような中、2017年頃に突如訪れたのがタピオカドリンクの一大ブームです。
見た目のインパクトもあってタピオカの方にスポットが当たりましたが、ベースとなっていたのはミルクティーで、まさにお茶派にとっては長年願っていたトレンドでした。
そして一気に認知拡大したのが「台湾茶」の存在です。
台湾はお茶文化の国なので、紅茶、緑茶、中国茶と守備範囲が広く、ミルクティー以外にも多種多様なお茶が揃っています。
一芳(イーファン)は台湾茶の中でも、特に水果=フルーツを使った水果茶(フルーツティー)に特化させたティーチェーン店で、タピオカ入りのものはもちろんのこと、多種多様なお茶を楽しむことができるのが特徴です。
一芳(イーファン)は、本格志向のお茶派の方に期待に応えられるブランドとして、今後も更なる伸長が期待できます。
まとめ
ここまで一芳(イーファン)の基本情報と特徴、ユーザーの評判やクチコミを紹介しました。
一芳(イーファン)はフルーツティーで台湾市場を開拓し、今や世界中に拡大したグローバルブランドのティースタンドです。
高品質で健康的なフルーツティーで、強いこだわりを持ち、人工の甘味料や香料を一切使用せず、地元台湾の小規模農家の発展をサポートし、独特のスタイルを貫いて、ユーザーに深く愛されています。
本物志向のオーナーにとっては大変やりがいのあるフランチャイズではないでしょうか。
興味を持たれた方は、ぜひ1度問合せをしてみて下さい。